第15回九州Ai研究会 お礼のご挨拶
2023年11月25日(土)に長崎ブリックホールにて第15回九州Ai研究会をAi学会と共催いたしました。Ai学会伊藤憲佐理事長をはじめ、役員の皆様に世話人一同心より感謝申し上げます。
Ai学会よりご協力いただいた亀田総合病院 伊藤憲佐先生、Ai情報センター 山本正二先生、国際医療福祉大学 樋口清孝先生、座長を務めていただいた長崎大学病院 福田徹先生、ご発表いただいた長崎みなとメディカルセンター 宮本康平先生、ご講演いただいた済生会長崎病院 村上友則先生、ならびに今回協賛いただいた富士フイルムヘルスケア株式会社様、セコム医療システム株式会社様、誠にありがとうございました。
今回も前回に引き続き現地開催+Webのハイブリッド形式にて開催させていただきました。当日は現地で29名、Webで72名、合計99名の方にご参加していただきました。当日は世話人一同準備を進めてまいりましたが、画面の切り替え等で少し時間を要してしまったこと、ならびに当日同ホールにて催していたコンサートリハーサルのため、時折一部音声が聞こえにくかったこと等、不手際があったことをお詫び申し上げます。
まず、初めに富士フイルムヘルスケア株式会社様よりCT・MRIの最新情報のご提供、セコム医療システム株式会社様より遠隔画像診断サービスのご紹介をいただきました。また、両社様には現地会場にてそれぞれの製品を展示いただきました。
続いて、日本オートプシー・イメージング技術学会理事長 阿部一之先生より同学会のご紹介をいただきました。同学会は今年7月に研究会から学会へと移行しています。Aiにおける各種の画像検査、画像処理、画像管理の最新技術を活用した最適な画像情報を提供、読影補助により社会貢献を謳った唯一の学会となりますので、是非多くの方にご入会いただけると幸いです。
続いて、当研究会 萩田世話人より、これまでのAiに関する研究報告について紹介させていただきました。少しでも皆様の研究のご参考になれば幸いです。
続いて、長崎みなとメディカルセンター 宮本康平先生より施設・運用のご紹介、当研究会 坂口世話人より長崎県におけるAiの現状についてのアンケート報告をさせていただきました。アンケートについては前回の沖縄大会でも行いましたが、沖縄での結果と一部異なる点も見受けられました。現在Aiガイドラインの改訂が進められています。今後のAi体制の見直しにあたってはガイドラインも参考にしていただければ幸いです。
続いて、済生会長崎病院 村上友則先生より法医学における画像診断についてご講演いただきました。村上先生には第3回九州Ai研究会でもご講演いただきましたが、今回もAi読影の基礎から実際の法医学検案の実例までご紹介いただき、非常に勉強になりました。
最後の症例検討会では2例提示させていただきました。2例とも非常に興味深い症例でした。また、診療放射線技師としても「体幹部のFOVはしっかりと軟部組織を含める」こと、「膝下まで撮影すること」の重要性を再認識させられました。
次回の研究会は2024年春頃にオンライン開催、秋頃に大分県でのハイブリッド開催を予定しています。正式な開催方法、プログラムが決定次第ご連絡いたします。今後とも当研究会を何卒よろしくお願いいたします。
2023年11月29日
九州Ai研究会 総務 萩田智明
九州Ai研究会 世話人一同
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