2021年12月11日から2日間にわたり開催された第16回九州放射線医療技術学術大会(佐賀市文化会館)で「九州Ai研究会の活動報告と今後の展望」のタイトルで口述発表を行いました。
本研究会は九州にてAiを学ぶ機会を提供出来ており、参加者からの満足度も高く、参加者の学びの場・ステップアップの場になっており、継続して参加していただいている現状がアンケート結果より明らかになりました。本研究会の有益性、関係する学会や他の研究会と連携している内容、参加者から満足度の高い症例報告や画像所見チェック講座の紹介、今後の開催方式を検討している現状などを報告しました。
具体的には、「Aiに関する画像診断専門医や救急医、法医学者や警察医など各専門医から話をして頂いている」、「これまでの特別講演はボリュームの有る内容で学びの多い場であること」「Ai情報センターの山本正二先生 から直々にAi画像を読んで頂き、どのように症例を捉え、画像所見として拾い上げるのかを学べる希少な場であること」、「全国から300名を超えるオンライン開催を行えたこと」、「アンケートにてニーズが高い『オンライン形式にて症例報告』を行うためにはAi画像の匿名性を担保した上で取り決め事項等の諸問題が課題であり、これをクリアできたらニーズが高い『オンライン配信』ができるのではないか」などについて、会場に参加された皆さまから好感を得た印象でした。改めて本研究会のこれまでの活動内容に自信を持てました。現地開催の重要性を再認識すると共に、「オンライン開催」の必要性も実感いたしました。
次回の開催はCovid-19の感染状況を鑑み前向きに検討しております。決定次第、本研究会よりホームページ・SNS等でお知らせいたします。
今回、Aiに関連するテーマで研究発表された在学生や大学院生にも今まで以上に参加していただき、これからも参加者の声を大切にして取り組んでまいります。
今後とも本研究会をよろしくお願い申し上げます。
2021年12月14日 九州Ai研究会
事務局長 中川 太樹
世話人一同
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